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バックナンバー

掲載日:2024年4月16日更新

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新刊のごあんない(2023年10月発行)

(79)吉田松陰と女性たち 下巻 
   -女子教育を中心に−

(79)吉田松陰と女性たち 下巻 -女子教育を中心に

野山獄中での女囚高洲久子との出会い、吉田家の養母久満との親子関係、母や妹たちにあてた手紙、萩光塩学院につながる萩修善女学校の創立など女子教育について。

著者 海原徹(京都大学名誉教授)
仕様 A5版 78ページ
販売価格 770円(税込)

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(80)萩再発見 
   -語り継ぎたい歴史と民俗-

(80)萩再発見 -語り継ぎたい歴史と民俗-

夏みかん物語、住吉祭り(サーカス)、天神祭りの伝承、玉江浦・鶴江浦のフカ延縄漁業、大島の年祝い、見島の年越し行事、鉄道が萩にもたらした観光など、語り継ぎたい15の「ものがたり」。

著者 清水満幸(萩博物館前館長)
仕様 A5版 60ページ
販売価格 660円(税込)

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新刊のごあんない(2023年4月発行)

(77)木戸孝允 −近代国家への志−

(77)木戸孝允 −近代国家への志−

木戸孝允が近代国家を志し、国家づくりに着手する過程を、木戸の書簡や日記の言葉を読み解くことで、幕末期から明治初期まで通して見ていく。木戸孝允生誕190年記念出版。

著者 田口由香(長崎大学准教授)
仕様 A5版 76ページ
販売価格 770円(税込)

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(78)吉田松陰と女性たち 上巻 
   −杉家の人びとを中心に−

(78)吉田松陰と女性たち 上巻 −杉家の人びとを中心に

吉田松陰はわずか30年という短い生涯で、出会ったさまざまな女性たちといかに関わったのか。上巻では杉一族の女性たち、3人の妹たちを取り上げる。

著者 海原徹(京都大学名誉教授)
仕様 A5版 64ページ
販売価格 660円(税込)

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新刊のごあんない(2022年10月発行)

(75)大村益次郎 近代的学知の受容と実践(下)維新編

(75)大村益次郎 近代的学知の受容と実践(下)維新編

大村益次郎が明治維新史にその名を刻んでいるのは幕末・維新期の「軍功」によるところが大きい。下巻維新編では、近代的学知の実践者としての大村の後半生に迫る。

著者 竹本知行(安田女子大学准教授)
仕様 A5版 60ページ
販売価格 660円(税込)

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(76)渋沢栄一と萩 -つながる松陰、木戸、伊藤、井上そして論語

(76)渋沢栄一と萩 -つながる松陰、木戸、伊藤、井上そして論語

わが国の「近代資本主義の父」であり、新一万円札の「顔」となる渋沢栄一。吉田松陰や木戸孝允、伊藤博文、井上馨ら時代を担った人物とのつながりが、栄一自身の述懐によって説き明かされる。

著者 関厚夫(産経新聞東京本社 編集局編集委員)
仕様 A5版 58ページ
販売価格 550円(税込)

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新刊のごあんない(2022年4月発行)

(73)萩の歴史的町並み 下巻 城下町と市町

(73)萩の歴史的町並み 下巻 城下町と市町

萩の城下町と街道沿いの市町(いちまち)12地域について、藩政期に作製された絵図と現在の町並みを行き来しながら、町並みが持っている豊かな空間と美しい景観の関係性を読み解きます。

著者 大槻洋二(萩博物館長・萩まちじゅう博物館長)
仕様 A5版 68ページ
販売価格 660円(税込)

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(74)大村益次郎 近代的学知の受容と実践(上)幕末編

(74)大村益次郎 近代的学知の受容と実践(上)幕末編

「近代軍制の創始者」「すぐれた蘭学者にして教育者」である大村益次郎は、多様な学知(学問・知識)の伝達者であり媒介者でもあった。上巻幕末編では、大村の前半生に迫る。

著者 竹本知行(安田女子大学准教授)
仕様 A5版 56ページ
販売価格 550円(税込)

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新刊のごあんない(2021年10月発行)

(71)絵図で見る萩の街道 弐-天才地理図師 有馬喜惣太-

絵図で見る萩の街道 弐-天才地理図師 有馬喜惣太-

江戸時代、萩藩が作製した絵図はレベルが高く、精度、彩色や仕上げの美しさも優れている。生涯を絵図作りに捧げた有馬の人物と作品、萩藩の絵図の特色と魅力を紹介する。

著者 山田稔(山口県立山口博物館学芸専門監)
仕様 A5版 62ページ
販売価格 660円(税込)

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(72)萩の歴史的町並み 上巻 誕生から現在まで

萩の歴史的町並み 上巻 誕生から現在まで

城下町が建設された近世、近代まで、萩の町並みがいかに造られ、育まれたか。明治以降の近代化の過程において、なぜ「歴史的」町並みが現在まで受け継がれてきたかを解説する。

著者 大槻洋二(萩博物館長・萩まちじゅう博物館長)
仕様 A5版 74ページ
販売価格 660円(税込)

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新刊のごあんない(2021年4月発行)

(70)萩の産業遺産を歩く-知られざる幕末の物語-

萩の産業遺産を歩く-知られざる幕末の物語-

萩反射炉など世界遺産の陰に隠れる形で、萩市には幕末の産業遺産がいくつも存在する。大砲鋳造などの近代化・工業化に取り組んだ産業遺産の数々を、現地を訪ね読み解く。

著者 道迫真吾(萩博物館総括学芸員)
仕様 A5版 66ページ
販売価格 660円(税込)

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(69)リーダーとしての山県有朋

リーダーとしての山県有朋

山県有朋は萩の下級武士の家に生まれ、松下村塾を経て、奇兵隊の軍監となり幕末の動乱を戦った。維新後に渡欧して兵制を学び、徴兵制など近代陸軍の創設に尽力。山県の萩時代を中心に、真実の山県像をわかりやすく提示する。

著者 伊藤之雄(京都大学名誉教授)
仕様 A5版 70ページ
販売価格 660円(税込)

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新刊のごあんない(2020年10月発行)

(68)須佐に住んだ武士-永代家老益田家と家臣たち-

須佐に住んだ武士-永代家老益田家と家臣たち-

近世、益田家と家臣たちが石見国から移封したことで、静かな港町から急発展を遂げた須佐のまち。益田家が移封した理由、家臣たちの生活と領地経営、幕末期の動乱への対峙という視点からひもとく。

著者 重田麻紀(萩市須佐歴史民俗資料館特別学芸員)
仕様 A5版 68ページ
販売価格 660円(税込)

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(67)萩・海のいきもの博物誌

萩・海のいきもの博物誌

リュウグウノツカイ(萩ゆかりのまぼろしの珍魚)、ダイオウイカ(戦慄と衝撃の海のモンスター)、ユリヤガイ(見島が誇る永遠なるエメラルド)など、知られざる物語をひもとけば、きっと郷土の海への見る目が変わり、誇りさえ感じるようになることでしょう。

著者 堀成夫(萩博物館総括研究員)
仕様 A5版 64ページ
販売価格 660円(税込)

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2020年春既刊

【66】吉田松陰とその弟子たち・十話 下巻

吉田松陰とその弟子たち・十話 下巻

下巻のテーマは、高洲久子―獄中の恋の真相、兵学門人とは何か、テロリスト松陰というラベリング、桂小五郎は村塾生か、絶筆をめぐる問題点。
吉田松陰生誕190年に合わせて発行。

著者 海原徹(京都大学名誉教授)
仕様 A5版 54ページ
販売価格 550円(税込)

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【65】吉田松陰とその弟子たち・十話 上巻

吉田松陰とその弟子たち・十話 上巻

吉田松陰と弟子たちに関して、これまで真正面から取り上げられたことのない、見過ごされてきた事柄から10項目のテーマを設定。
上巻のテーマは、もう一人の母・吉田久満、幕末志士の改名・変名、過所(書)という名の旅行手形、松陰先生の好んだ僕というコトバ、下田踏海に関する疑問。

著者 海原徹(京都大学名誉教授)
仕様 A5版 60ページ
販売価格 660円(税込)

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2019年秋既刊

【64】槌音高く 笠井順八・久原房之助

槌音高く 笠井順八・久原房之助

わが国初の民間セメント会社を起こした笠井順八と、鉱山王から財閥のトップに上りつめ、政治家としても存在感を発揮した久原房之助。山陽小野田市と下松市の産業近代化の礎を築いた、萩にゆかりの二人の歩みをたどる。

著者 読売新聞山口総局
仕様 A5版 60ページ 
販売価格 660円(税込)

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【63】萩ジオパーク入門―萩の大地と人の物語―

萩ジオパーク入門―萩の大地と人の物語―

萩ジオパーク認定1周年記念。明治維新胎動の地として全国にその名をはせる萩を土台として支えているのは、1億年間にも及ぶ3つのマグマの活動によってつくられた大地であった。

著者 白井孝明(萩市ジオパーク推進課ジオパーク専門員)
仕様 A5版 54ページ
販売価格 本体550円(税込)

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2019年春既刊

【62】山田顕義と萩

山田顕義と萩

萩に生まれ、吉田松陰の松下村塾で学んだ山田顕義。近代日本陸軍の創設、法典編纂の主導、日本大学の創立など近代国家建設に尽力した49年の生涯を紹介。

著者 松原太郎(日本大学広報課)
仕様 A5版 64ページ
販売価格 本体630円(税込)

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【61】高杉晋作 人とことば

高杉晋作人とことば

高杉晋作。明治維新、日本の近現代史は彼から始まったといっても過言ではないだろう。晋作自身が残した文章や史料をもとに彼の生涯と歴史的役割を追い、人間・晋作の全貌に迫る。

著者 関厚夫(産経新聞東京本社編集委員)
仕様 A5版 76ページ
販売価格 本体630円(税込)

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2018年秋既刊 明治維新150年記念出版

【60】海外から見た幕末長州藩―イギリスから見た下関戦争―

海外から見た幕末長州藩―イギリスから見た下関戦争―

1864(元治元)年、イギリス・フランス・オランダ・アメリカ四か国の連合艦隊が下関への攻撃を開始した。なぜ報復する必要がないイギリスが、積極的に下関を攻撃しようとしたのか。イギリス側の史料を活用することで、下関戦争をイギリス側から見る。

著者

田口由香(長崎大学准教授)

仕様 A5版 56ページ
販売価格 本体520円(税込)

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【59】リーダーとしての伊藤博文

リーダーとしての伊藤博文

伊藤博文は西欧諸国を参考に、日本の伝統を考慮し試行錯誤と苦労を重ねながら、あるべき国家像をつかんでいき、近代国家を土台から築いていった。伊藤の創った国家はどのようなものだったのか、彼の性格やリーダーとしての資質の形成にも注目して語る。

著者

伊藤之雄(京都大学名誉教授)

仕様 A5版 76ページ
販売価格 本体630円(税込)

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2018年春既刊

【58】井上勝 「長州ファイブ」から「鉄道の父」へ

井上勝 「長州ファイブ」から「鉄道の父」へ

1863(文久3)年、「長州ファイブ」の一人として「生きた器械」となるべく英国ロンドンに渡った井上勝は、鉄道と鉱山を学んで明治維新後に帰国し、鉄道の拡張と普及に大きな足跡を残し、「鉄道の父」と呼ばれました。井上勝の波乱にみちた生涯をわかりやすく解説しました。

著者 老川慶喜(立教大学名誉教授)
仕様 A5版 82ページ
販売価格 本体733円(税込)

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【57】明治維新の変革過程

 明治維新の変革過程

明治維新は、小さな勢力が巨大な幕藩権力に立ち向かい、やがてこれを倒して近代国家を樹立した壮大な変革過程です。この変革過程を、政治激動のみならず、底流に流れる民衆の動きを重視し、19世紀の国際的環境のもとで、どのようにして独立を保つ近代国家を作ったかを明らかにします。

著者 三宅紹宣(広島大学名誉教授)
仕様 A5版 80ページ
販売価格 本体733円(税込)

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2017年秋既刊

【56】吉田松陰肖像画の絵師 松浦松洞

【56】吉田松陰肖像画の絵師 松浦松洞

松下村塾の門下生、松浦松洞は、松陰からの信頼も厚く、志士としての活躍もさることながら、後世に名を残したのは、何よりも絵師としての才能を発揮し、生前の松陰の肖像を描いたことです。代表作となった「吉田松陰自賛肖像」を中心に、松洞の生涯と画業を豊富な図版と共に振り返ります。

著者 山田稔(山口県立山口博物館学芸課長)
仕様 A5版 62ページ
販売価格 本体630円(税込)

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【55】最後の門下生 渡辺蒿蔵が語る松下村塾

【55】最後の門下生 渡辺蒿蔵が語る松下村塾

渡辺蒿蔵は松下村塾で吉田松陰に学んだ後、米英に留学し造船技術を修得。帰国後、官営長崎造船局の初代局長に就任し、日本の造船業の近代化に貢献した。村塾最後の生存者として、昭和14年97歳で亡くなった。松陰先生や松下村塾について雄弁に語った三つの聞き書きは、生の証言として必見の史料です。

著者 海原徹(京都大学名誉教授)
仕様 A5版 86ページ
販売価格 本体630円(税込)

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2017年春既刊

【54】萩の世界遺産-日本の工業化初期の原風景-

【54】萩の世界遺産-日本の工業化初期の原風景-

2015年、萩城下町、萩反射炉、恵美須ヶ鼻造船所跡、大板山たたら製鉄遺跡、松下村塾の五つの資産を含む「明治日本の産業革命遺産-製鉄・製鋼、造船、石炭産業-」が世界遺産に登録された。幕藩領主が海防強化の必要から西洋技術を取り入れ、工業化初期に試行錯誤を重ねた典型例と評価される萩の資産の歴史的経緯・価値を解説する。特に松下村塾の工学教育への影響について詳説する。

著者 道迫真吾(萩博物館主任学芸員)
仕様 A5版 80ページ
販売価格 本体630円(税込)

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【53】名君 毛利敬親

【53】名君 毛利敬親

13代萩藩主毛利敬親は、その人柄は温厚、剛健。先見性に優れ、国内外の情報を積極的に収集し、人材の登用、藩財政の再建、明倫館を移転拡充して文武の奨励、社会的弱者の救済など善政を行い、幕府の表彰を受けた。また、唯一の皇族系大名として「戊午の密勅」を受けると、天朝を守護するため西洋兵法を採用し、軍備の洋式化・増強化を図り、思慮深い政治力、指導力により明治維新に導いた名君 毛利敬親の実像を紹介する。

著者 小山良昌(毛利博物館顧問)
仕様 A5版 70ページ
販売価格 ※在庫切れ

2016年秋既刊

【52】わが夫、高杉晋作

【52】わが夫、高杉晋作

高杉晋作は「雷電風雨」のごとく動乱の幕末を疾走し、慶応3年(1867)4月、数えの29で病没した。後世になるほど英雄視され創られてゆく偶像を、両親や妻子など遺族はどんな思いでながめていたのか。東行先生五十年祭(大正5年)に合わせた晋作の妻マサの回顧談、現在確認されている夫婦の全ての手紙、高杉家の人々の話から、家庭人としての晋作の姿を浮き彫りにする。
2017年は高杉晋作没後150年に当たる。

著者 一坂太郎(萩博物館特別学芸員)
仕様 A5版 78ページ
販売価格 本体630円(税込)

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【51】幕長戦争

【51】幕長戦争

慶応2年(1866)の幕長戦争は、幕府解体の上で重要な転換点となった戦争である。兵力数や財政力はもとより、西洋式兵器においても上回り、海軍では圧倒していた幕府に対し、長州藩はなぜ勝利することができたか。本書は、西洋式軍隊とは何かという本質論まで踏み込んで、長州藩が駆使した散兵戦術の実像と、兵士の自発性を引き出した仕組みなどを通し、勝利の真相を明らかにする。
2016年は四境戦争(幕長戦争)150年に当たる。

著者 三宅紹宣(広島大学名誉教授)
仕様 A5版 68ページ
販売価格 ※在庫切れ

2016年春既刊

【50】吉田松陰 留魂録

【50】吉田松陰 留魂録

明治維新の先覚者、吉田松陰の遺書「留魂録」は、日本人が書いた遺書としては最高峰にあたると評価されています。松陰の短くも波乱に富んだ30年の生涯の結晶と言えます。とりわけ四季になぞらえて死生観を語った第八節は重要です。「留魂録」は、松陰が生きた証しであり、今でも我々の心の中に松陰が生き続けている証しでもあるのです。留魂録全文の原文写真と書き下し文、現代語訳で構成。

萩ものがたり創刊50号記念出版。

著者 松陰神社、監修 三宅紹宣(広島大学名誉教授)
仕様 A5版 56ページ
販売価格 本体550円(税込)

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【49】ジオパークの開祖 高島北海 -若き日にみた夢の実現-

【49】ジオパークの開祖 高島北海 -若き日にみた夢の実現-

長門峡、青海島、石柱渓そして須佐湾では、観光開発と道路敷設のための管理組合として保勝会、資金調達には画会を設け、高島北海は自分の得意とする画を描き、売上金をすべてそれに充てています。北海個人が主導した、まさに現代のジオパークと言ってよいでしょう。国指定の名勝および天然記念物として後世に残すことで、地質学者、植物学者、ひいては画家としての高島北海が長年みてきた夢を実現させたのかもしれません。今年4月、萩市は日本ジオパーク認定に向け申請を行いました。

著者 金折裕司(元山口大学教授)
仕様 A5版 56ページ
販売価格 本体520円(税込)

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2015年秋既刊

【48】兼常清佐 萩が生んだ音楽界の奇才

【48】兼常清佐 萩が生んだ音楽界の奇才

兼常清佐は大正時代初頭から戦前にかけて活躍した、近代日本音楽創世記の巨人ともいえる異色の音楽研究家でした。「音楽界の迷信」で放った言葉は、マスコミによって「ピアニスト無用論」としてひとり歩きし、良い意味でも逆の意味でも兼常を有名にしました。萩の自然を終世想い愛した兼常の見た萩の原風景を、篤子夫人に送った絵葉書で見ます。2015年は兼常清佐生誕130年。

著者 三好健二(萩まちじゅう博物館推進委員会土原部会長)
仕様 A5版 60ページ
販売価格 本体520円(税込)

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【47】薩長同盟

【47】薩長同盟

薩長同盟は、幕末史の画期をなす重要なできごとで、木戸孝允、西郷隆盛、坂本龍馬など関係した多くの人々のねばり強い努力によって達成されました。本書は、残された史料の間に矛盾が多く、さまざまな説のある薩長同盟について、最も確実な史料である坂本龍馬宛ての木戸孝允書簡を丹念に読み解くことを中心にして、その真相に迫ります。2016年は薩長同盟締結150年。

著者 三宅紹宣(広島大学名誉教授)
仕様 A5版 72ページ
販売価格 本体630円(税込)

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2015年春既刊

【46】藩校明倫館

【46】藩校明倫館

享保4年(1719)正月に長州藩が開校した藩校明倫館は、藩士の子弟を教育し、有為な人材を輩出する。さらに、幕末期に外圧の危機が迫る中で、長州藩は、明倫館の移転・拡充を行い、嘉永2年(1849)2月に新明倫館の落成式を挙行する。
新明倫館は多くの施設を有する総合的な藩校として面目を一新し、新たな時代に対応するため、洋学の受容の拠点にもなる。この洋学は、海外知識の受容のみでなく、軍政改革にも大きく寄与し、長州藩が新時代を切り開く力の源泉になる。

著者 小川國治(山口大学名誉教授)
仕様 A5版 62ページ
販売価格 ※在庫切れ

【45】吉田松陰の妹・文(美和)

【45】吉田松陰の妹・文(美和)

吉田松陰の妹として生まれ、15歳で松陰の一番弟子久坂玄瑞と結婚。22歳で久坂と死別し、41歳のとき、松陰の親友で、姉の夫だった楫取素彦と再婚。苦難の前半生から、一転貴族夫人となったシンデレラ。杉文・久坂文・久坂美和・杉美和・楫取美和子と5つの名前をもつ女性の初の小伝。

著者 山本栄一郎(防府史談会理事)
仕様 A5版 66ページ
販売価格 ※在庫切れ

2014年秋・冬既刊

【44】久坂玄瑞

久坂玄瑞

高杉晋作と並んで松陰門下の「竜虎」と称された久坂玄瑞は、その学才を松陰に見込まれて、松陰の妹、文と結婚する。しかし、それも長くは続かず、急進的な攘夷運動のリーダーとして活躍するも、「禁門の変」でわずか25歳の短い生涯を閉じた。
師の松陰を追うかのように、幕末史を足早に駆け抜けた玄瑞の鮮烈な生涯を描く。

著者 一坂太郎(萩博物館特別学芸員)
仕様 A5版 53ページ
販売価格 本体520円(税込)

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【43】楫取素彦-「至誠」を体現した松陰の盟友-

【43】楫取素彦-「至誠」を体現した松陰の盟友-

義兄であり、同志でもあった吉田松陰の教えを受け継ぎ、松下村塾の存続に尽力する傍ら、幕末の激動期に藩主の側近くにあって藩政に関わり、維新後は初代県令として群馬県の発展に貢献した人物でありながら、これまで顧みられることの少なかった楫取素彦の波乱に満ちた生涯を辿る。
楫取素彦が生涯を通して持ち続けていた精神こそ、松陰から受け継いだ「至誠」であった。

著者 道迫真吾(萩博物館主任学芸員)
仕様 A5版 63ページ
販売価格 本体520円(税込)

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2014年4月既刊

【42】高杉晋作と諫早生二 -「正義派」対「俗論党」秘話-

【42】 高杉晋作と諫早生二

幕末、萩藩では「正義派」対「俗論党」の骨肉の争いが繰り広げられた。吉田松陰の門下生で高杉晋作の従兄である諫早生二は「俗論党」の幹部となり、長州征伐軍に恭順謝罪することで未曾有の国難を乗り越えようとする。高杉晋作は「俗論党」打倒を叫び、挙兵した。かれらの脳裏をよぎったのものは何か。歴史の荒波に翻弄されながらも、それでも志を貫こうとした武士たちの生きざま。

著者 一坂太郎(萩博物館特別学芸員)
仕様 A5版 66ページ
販売価格 本体630円(税込)

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【41】茶陶萩-その伝統と革新性

【41】茶陶萩

茶道具として名声を博してきた萩焼は、慶長九年(1604)、毛利輝元が萩に入府後、御用窯として開かれたのを始まりとする。しかし、萩焼茶碗の茶道具としての名声が当初から確立していたわけではない。この「萩茶陶」の評価がどのようにして高まり、近代以降その伝統性をいかに獲得して来たかを、萩焼400年の歴史に見る。

著者 石崎泰之(山口県立萩美術館・浦上記念館 学芸専門監)
仕様 A5版 78ページ
販売価格 本体630円(税込)

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2013年10月既刊

【40】松林桂月-近代画家としての意味

【40】松林桂月-近代画家としての意味

明治・大正から戦後にかけて活躍した萩出身の日本画家松林桂月は、生涯をかけて南画の復興に尽力した。著者は、新しい感覚や技法を加えた桂月の南画に、「現代南画」の可能性を見出し、桂月を近代絵画史に、特異な位置を占める画家として評価する。
松林桂月翁没後50年記念出版。

著者 菊屋吉生(山口大学教授)
仕様 A5版 63ページ
販売価格 本体630円(税込)

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【39】松下村塾

【39】松下村塾

高杉晋作や久坂玄瑞、伊藤博文など、幕末・維新期に数多くの俊英を輩出した松下村塾で、彼等が松陰に学んだのはわずか3年にも満たない期間だった。その松下村塾では、いったいどのような教育が行われていたのか。それによって松陰が弟子たちに求めたものは何だったのか。わずか十八畳半の松下村塾を前にして、誰もが抱く疑問に改めて向かい合う。

著者 海原 徹(京都大学名誉教授)
仕様 A5版 74ページ
販売価格 本体630円(税込)

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2013年4月既刊

【38】奇兵隊士列伝(二)

【38】奇兵隊士列伝(二)

幕末動乱を戦い抜いた、長州男児たちの鮮烈な生きざまに焦点をあてた紙碑の第二弾。
・赤祢武人-全員武士にと願う
・阿川四郎-小倉戦争に散った小隊司令
・時山直八-朝日山に突撃した 猛将
・福田侠平-悠々として若者を見守る
組織の中で繰り広げられた、さまざまな人間模様を辿る。奇兵隊結成150年記念出版

著者 一坂太郎(萩博物館特別学芸員)
仕様 A5版 75ページ
販売価格 ※在庫切れ

【37】奇兵隊士列伝(一)

【37】奇兵隊士列伝(一)

幕末長州に誕生し、維新の礎となった奇兵隊は強烈な個性を放つ男たちの集まりだった。
・高杉晋作-有志隊を結成した初代総督
・白石正一郎-伝説化した馬関商人
・宮城彦助-文から武へ、そして狂へ
・河上弥市-但馬に散った若武者
組織の中で繰り広げられた、さまざまな人間模様を辿る。奇兵隊結成150年記念出版

著者 一坂太郎(萩博物館特別学芸員)
仕様 A5版 65ページ
販売価格 ※在庫切れ

2012年10月既刊

【36】至誠の人 杉 道助

【36】至誠の人 杉 道助

戦後の混乱期に大阪商工会議所会頭に就任、14年の長きにわたり名会頭の名をほしいままにした杉。その功績は、大阪を天下の台所として繁栄に導いた豊臣秀吉になぞらえ、昭和の太閤とも称せられるほど。最盛時の肩書きは200を超えた。それだけ人望厚く、頼り甲斐があった。就職から金融のあっせん、寄付金集めに後援会の代表。なんでも引き受けた。しかも誠意をもって。生涯のバックボーンは松陰の遺訓ともいうべき「至誠」だった。

著者 大野綱之(元読売新聞記者)
仕様 A5版 74ページ
販売価格 本体630円(税込)

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【35】吉田松陰と旅

【35】吉田松陰と旅

幕末の思想家吉田松陰は、単なる書斎の読書人ではなく、九州への旅を皮切りに、北は津軽半島の龍飛崎に至るまでの、ほとんど全国を巡り歩いた行動の人でもあった。松陰が旅に求めた「発動の機」とは、果たして何だったのだろうか。著者は「旅の空で松陰は一体何を感じ、何を学ぶことができたのだろうか」と問いかけつつ、松陰の思想の転生の軌跡をたどってゆく。

著者 海原 徹(京都大学名誉教授)
仕様 A5版 76ページ
販売価格 本体630円(税込)

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2012年4月既刊

【34】吉田稔麿の生涯-池田屋事変で散った松陰門下の逸材-

【34】吉田稔麿の生涯-池田屋事変で散った松陰門下の逸材-

高杉晋作・久坂玄瑞とともに松陰門下の三秀と称された吉田稔麿(栄太郎)は、幕府方に潜入するなど特異な活動の末、池田屋事変で24歳の生涯をとじた。明治まで生きていれば総理大臣になっただろうと言われた俊才の知られざる軌跡。

著者 一坂太郎(萩博物館特別学芸員)
仕様 A5版 65ページ
販売価格 ※在庫切れ

【33】日本の近代を拓いた萩の産業人脈-企業家たちの情熱と挑戦-

【33】日本の近代を拓いた萩の産業人脈-企業家たちの情熱と挑戦-

明治期、関西財界のリーダーとして君臨した藤田伝三郎を源流とする、久原房之助(伝三郎の甥)・田村市郎(伝三郎の甥)・鮎川義介(房之助の義兄)ら萩ゆかりの企業家たち。彼らは、明治維新以降、代化の潮流の中で日本の産業を切り拓き、自動車・鉄道車両・金属・水産・観光など現在の日本を代表する企業の基礎を築いた。彼らの夢と情熱をかけた挑戦の軌跡を追う。2012年は藤田伝三郎の没後100年にあたる。

著者 樋口尚樹(萩博物館副館長)
仕様 A5版 63ページ
販売価格 ※在庫切れ

2011年11月既刊

【32】萩の郷土料理・家庭料理

【32】萩の郷土料理・家庭料理

海の幸・山の幸に恵まれた萩地域では、ちしゃなます・のっぺい・いとこ煮・蕪かぶ雑煮・金銀豆腐など、萩城下の武家や町民に親しまれた料理が有名ですが、それ以外にも、庶民が古くから受け継ぎ守り続けてきた郷土料理・家庭料理がたくさんあります。
いずれも、その土地の旬の食材を活かした秀逸な一品、しかもそれぞれに「ものがたり」がこめられています。

著者 中澤さかな(道の駅 萩しーまーと駅長)
仕様 A5版 54ページ
販売価格 本体520円(税込)

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【31】絵図で見る萩の街道-萩往還・石州街道・赤間関街道-

【31】絵図で見る萩の街道-萩往還・石州街道・赤間関街道-

歴史の道「萩往還」「石州(せきしゅう)街道」「赤間関(あかまがせき)街道」の起点となっていた城下町萩。
近年、江戸時代の絵図を手にした古い町並みや歴史の道の散策が人気を呼ぶなか、萩藩絵図方が作製した美麗な街道絵図「行程記(こうていき)」と「御国廻御行程記(おくにまわりおんこうていき)」をもとに、萩市域の歴史の道を豊富な図版で紹介します。特に、「萩往還」はルート全域を収録。歴史の道ファン必携の一冊です。

著者 山田 稔(山口県文書館専門研究員)
仕様 A5版 72ページ
販売価格 ※在庫切れ

2011年4月既刊

【30】萩・北浦のクジラ文化

【30】萩・北浦のクジラ文化

「クジラは明治維新の立役者であった」、「私たちはクジラによって生かされてきた」、「日本の近代捕鯨は岡十郎をはじめとして萩・北浦地域の人たちが牽引してきた」、「クジラを食べることで大きく歳をとることができた」等々。
クジラの回遊路に面していた萩・北浦地域ならではの、クジラと人にまつわる歴史文化を紹介します。

著者 清水満幸(萩博物館 統括学芸員)
仕様 A5版 62ページ
販売価格 ※在庫切れ

【29】萩の火山のひみつ-阿武火山群-

【29】萩の火山のひみつ-阿武火山群-

萩市は約50の小さな火山の集まりである阿武火山群の中にある。その中でも最も新しい火山である笠山の展望台から日本海の萩六島を眺めた景色は美しい。これらはいろいろな時代に陸上で噴火した火山である。
萩城があった指月山、それに続く菊ヶ浜は阿武火山群に属する鶴江台、中ノ台、孤島の小さな火山につながっている。三角州を含め伊良尾山、伏馬山などの美しい萩の景色は、約一億年前から現在までの地球の営みによって作り上げられた。

著者 永尾隆志(山口大学教授)
仕様 A5版 54ページ
販売価格 ※在庫切れ

2010年10月既刊

【28】長州ファイブ物語-工業化に挑んだサムライたち-

【28】長州ファイブ物語-工業化に挑んだサムライたち-

文久三年(1863)5月10日、長州藩は下関海峡を通過する外国船を砲撃し「攘夷戦」を開始しますが、その2日後、横浜から英国に向けて密かに旅立った5人の長州藩士がいました。後に「長州ファイブ」と呼ばれることになる彼らは、英国で西洋技術を学んで帰国し、「生きた器械」として日本の近代化・工業化に多大の貢献をしました。今日の工業国日本の基礎を築いた5人の若者の軌跡を辿ります。

著者 道迫真吾(萩博物館 研究員)
仕様 A5版 64ページ
販売価格 ※在庫切れ

【27】浪漫陶々

【27】浪漫陶々

2003年に十二代三輪休雪を襲名した著者のこれまでの代表作をカラー写真で紹介した50回の連載随筆。
「伝統は生まれた時は革新だった」という著者の言葉どおり、伝統の萩焼の家に育ちながら伝統に真っ向から挑戦、エロス(愛)とタナトス(死)をテーマに大胆な陶芸作品を発表していく舞台裏や、世界に向かって創作活動を続ける姿がドラマチックに展開します。

著者 十二代 三輪休雪(陶芸家)
仕様 A5版 80ページ
販売価格 本体838円(税込)

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2010年4月既刊

【26】作家たちの萩(下巻)-萩を舞台にした小説や紀行-

【26】作家たちの萩(下巻)-萩を舞台にした小説や紀行-

萩は歴史的な視点だけで捉えられがちだが、多くの作家が萩を題材に書くなど文学的要素も濃い。
下巻では、中野重治、瀬戸内晴美(寂聴)、高樹のぶ子、小田実、司馬遼太郎など萩を旅した著名作家の作品を通して、「歴史に息づくまち・萩」は「文学の中のまち」でもあることが分かってくる。

著者 高木正熙(萩博物館 館長)
仕様 A5版 72ページ
販売価格 本体630円(税込)

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【25】作家たちの萩(上巻)-萩ゆかりの作家たち-

【25】作家たちの萩(上巻)-萩ゆかりの作家たち-

萩は風光明媚な土地にひっそりと息づく歴史ロマンの宝庫。作家たちがこの重厚な歴史と美麗な自然の萩を、どのような感性・視点で捉え、描いているか。
上巻では、中原中也、国木田独歩、井上剣花坊、古川薫など萩にゆかりのある作家や詩人・歴史家など十二人を取り上げている。

著者 高木正熙(萩博物館 館長)
仕様 A5版 64ページ
販売価格 本体630円(税込)

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2009年10月既刊

【24】萩の近代化産業遺産 -世界遺産への道-

【24】萩の近代化産業遺産 -世界遺産への道-

19世紀なかば、長州藩は欧米列強に対抗するため、大砲や軍艦の近代化に挑みました。萩市にはその証として、大砲鋳造への挑戦としての萩反射炉、自力で洋式軍艦を建造した恵美須ヶ鼻造船所跡、工学教育への志を教えた松下村塾などの「近代化産業遺産」が現存しています。
長州藩が試行錯誤(トライアル&エラー)しながら、自力で産業の近代化に挑戦した軌跡に迫ります。

著者 道迫真吾(萩博物館 研究員)
仕様 A5版 61ページ
販売価格 ※在庫切れ

【23】維新の精神 -松本健一講演集-

【23】維新の精神 -松本健一講演集-

日本の歴史や思想について多くの著作のある松本健一さんは、萩市での2回にわたる講演で、明治維新を単に歴史として捉えるだけではなく、140年前の「維新の精神」を学ぶことの意義を説いています。
松本さんは、現在の日本の置かれている状況を「第三の開国」と捉え、新しい時代を切り開くには、佐久間象山や吉田松陰の変革への精神と合理主義を引き継ぎ、明治維新のエネルギーを担った志士たちのような若い世代に大きな期待を寄せています。

著者 松本健一(作家・評論家)
仕様 A5版 63ページ
販売価格 ※在庫切れ

2009年4月既刊

【22】晋作の生きた幕末と萩

【22】晋作の生きた幕末と萩

時代を切り開くリーダーとは?経営評論家の江坂彰さんは、その講演「晋作の生きた幕末と萩」の中で、経営学の視点から幕末史を読み、高杉晋作の優れたリーダーとしての資質を高く評価しています。
また、大きく変化しようとしている社会の中で、日本文化の持つ力を生かすことが、これからの日本の活力を産むとして、萩の町の伝統を守り継承することの重要性と、そのための「不易流行」の今日的意義を説いています。

著者 江坂彰(作家・経営評論家)
仕様 A5版 51ページ
販売価格 ※在庫切れ

【21】吉田松陰 人とことば

【21】吉田松陰 人とことば

長州・萩の松本村に生まれ、激動の時代、幕末を疾駆した吉田松陰。たった一人で長州藩、いや日本を変革する源となったそのことばと生涯を追う。全体を四季にちなんで4章に分け、24のことばを解説。
「松陰は自分の一生を象徴する激しいことばを発します。また、家族や友人、門弟を愛し、人間というもの、その可能性を信じることばを数多く残しています」(著者談)
【吉田松陰先生150年祭 記念出版】

著者 関厚夫(産経新聞社 文化部編集委員)
仕様 A5版 53ページ
販売価格 本体550円(税込)

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2008年10月既刊

【20】萩往還を歩く

【20】萩往還を歩く

萩往還は、萩城下町の唐樋札場と三田尻(現在の防府市)を結ぶ約53kmの街道。参勤交代道として慶長九年(1604)に整備された。
街道中の難所と呼ばれた山越えや峠付近には今も多数の石畳道が残り、延々と続く古道が往時の街道の姿を留めている。
ルート上には一里塚や御駕籠建場跡・茶屋跡などの遺構が残り、また宿場となった街道筋の集落には往時の面影を偲ぶ風物が今に伝えられている。

著者 中澤さかな(萩ものがたり編集部)
仕様 A5版 56ページ
販売価格 ※在庫切れ

【19】海を渡った長州砲

【19】海を渡った長州砲

1863・1864年に長州藩はイギリス・オランダ・フランス・アメリカの四か国の艦隊と下関で攘夷戦争を展開しました(下関戦争)。その敗北の結果、長州藩の大砲(長州砲)の大半が四か国に没収されます。その長州砲を巡ってオランダ・パリ・ロンドンを訪ねました。そして、ロンドンの大砲がついに144年ぶりに萩に里帰りすることになりました。この長州砲には、過去の歴史的な意味だけでなく、現在さらに将来的にも重要な意味があります。

著者 郡司 健(大阪学院大学教授)
仕様 A5版 60ページ
販売価格 ※在庫切れ

2008年4月既刊

【18】旅する民俗学者 宮本常一が見た萩

【18】旅する民俗学者 宮本常一が見た萩

生涯のうち約4000日を旅に過ごし、「歩く巨人」とも称された民族学の巨星・宮本常一。昭和35年より民俗調査のために宮本は萩を訪れ、庶民の生活の様子を2000枚余の写真に収めている。
その膨大な写真の中から代表的なカットを選び、宮本常一の眼差しを通して見た、当時の町の様子や人々の暮らしの模様を再現した。

著者 中澤さかな(萩ものがたり編集長)
仕様 A5版 64ページ
販売価格 ※在庫切れ

【17】若き日の伊藤博文

【17】若き日の伊藤博文

初代内閣総理大臣を務め、明治を代表する政治家として知られる伊藤博文。そのスタート地点は開港間もない神戸の地だった。運と才能に恵まれ、時代の寵児となった熱血漢の若き日々を描く。
平成21年(2009)は伊藤博文没後100年に当る。

著者 一坂太郎(萩市特別学芸員)
仕様 A5版 56ページ
販売価格 ※在庫切れ

2007年10月既刊

【16】萩沖の魚たち(秋・冬編)

【16】萩沖の魚たち(秋・冬編)

萩は、豊かな海に恵まれた水産の町、味覚の町。魚市場には四季折々の魚介類が、常時50種程度水揚げされ、その多種多様さは、産地市場として全国トップクラス。前編(萩沖の魚たち春夏編)に続いて、秋~冬の魚、約30種類を、道の駅萩しーまーと駅長が食材の観点から紹介。萩博物館の研究員が、魚種ごとの特徴や生態を紹介しています。

著者 中澤さかな(萩しーまーと駅長)/堀 成夫(萩博物館研究員)
仕様 A5版 64ページ
販売価格 ※在庫切れ

【15】写真集 桂小五郎

【15】写真集 桂小五郎

幕末、長州藩が危機に瀕した時、桂小五郎は身分を偽り但馬に潜伏した。周囲からは逃げの小五郎と揶揄されたが、再生を果たし小五郎は維新の元勲木戸孝允として日本の近代化に大きな足跡を残す。いまリーダーに求められているのは、耳ざわりのいい言葉よりも、小五郎のような良い意味でのずるさなのかも知れない。但馬時代を中心に写真で小五郎の足跡を追う。

著者 一坂太郎(萩市特別学芸員)
仕様 A5版 62ページ
販売価格 ※在庫切れ

2007年4月既刊

【14】高島北海 HOKKAI 萩とナンシー

高島北海 HOKKAI 萩とナンシー

HOKKAIとは、萩出身の画家・高島北海のこと。内務省地理局、農商務省山林局の技術官吏としてフランスのナンシーに渡り、かの地で出会ったアールヌーボーの巨匠エミール・ガレに多大な影響を与えます。萩市民館で開催された作家・高樹のぶ子さんの講演「HOKKAI-萩とナンシー」の講演録をベースに、萩が生んだ偉大な画家・高島北海の生涯を辿っています。

著者 高樹のぶ子(作家)
仕様 A5版 64ページ
販売価格 本体630円(税込)

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【13】川柳中興の祖 井上剣花坊

川柳中興の祖 井上剣花坊

川柳を民衆詩として文芸の域に高め、その精力的な活動を持って「川柳中興の祖」と呼ばれた井上剣花坊。この川柳界の巨人が、萩の出身であることは地元萩市民の間でもあまり知られていませんでした。この本の前半では、新川柳界の総帥と仰がれた剣花坊について、その生涯と主義主張を紹介しています。後半は、萩市内21箇所にある、剣花坊の句碑を写真中心に巡る構成としています。

著者 井上剣花坊顕彰会 大庭政雄(監修)
仕様 A5版 72ページ
販売価格 ※在庫切れ

2006年10月既刊

【12】山田顕義-法治国家への歩み

山田顕義-法治国家への歩み

松陰門下生。禁門の変では久坂玄瑞らと行動を共にして敗走。維新後は、岩倉使節団に加わって欧米諸国を視察し、西南戦争平定の功により陸軍中将に昇進。第一次伊藤博文内閣のもとでは司法大臣。また日本大学や国学院大学の学租としても知られる山田顕義の生涯を描く。

著者 秋山香乃(作家)
仕様 A5版 68ページ
販売価格 ※在庫切れ

【11】萩の史碑

萩の史碑

萩は幕末から明治にかけての日本の近代化をリードした人物を、きら星のごとく輩出した町。彼らの誕生地や旧宅跡の多くにはいまも数多くの碑がある。こうした史碑を、はじめて集大成し、解説を加えた。史料としても貴重な一冊。

著者 一坂太郎(萩博物館特別学芸員)
仕様 A5版 58ページ
販売価格 ※在庫切れ

2006年4月既刊

【10】萩沖の魚たち(春・夏編)

萩沖の魚たち(春・夏編)

萩は豊かな海に恵まれた水産の町。魚市場には四季折々の魚介類が、常時50種程度水揚げされ、その多種多様さは、産地市場として全国トップクラス。今編は春と夏の魚介約25種を、道の駅萩しーまーとの駅長が食材の観点から紹介。加えて、萩博物館の研究員が、魚種ごとの興味深い話や、萩の海の面白いエピソードを紹介。

著者 中澤さかな/堀成夫
仕様 A5版 72ページ
販売価格 ※在庫切れ

【9】吉田松陰と現代

吉田松陰と現代

いま吉田松陰に学ぶべきものは何か。松陰の現代における意義、あるいは松陰の生涯の作品を「現代」に翻訳すればどういう意味を持つのか、縦横に語る。
2004年10月、萩市民大学教養講座での講演・質疑応答を整理し加筆。巻末に著者(日本文学史序説)の中から「吉田松陰と1830年の世代」を収録。

著者 加藤周一
仕様 A5版 64ページ
販売価格 本体630円(税込)

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2005年10月既刊

【8】萩の巨樹・古木

萩の巨樹・古木

萩は「巨木・古木と共存するまち」。巨樹・古木が、これほど残っている都市は珍しい。萩に現存する数々の巨樹・古木の中から、代表的な54種を樹木医・草野隆司が写真・エッセイで紹介。明治維新に代表される歴史的資産だけでなく、豊かな自然が残るまちとして、萩を再認識できる一冊。この本を手に、萩の巨樹・古木を訪ねて欲しい。

著者 草野隆司(樹木医)
仕様 A5版 66ページ
販売価格 ※在庫切れ

【7】萩と日露戦争

萩と日露戦争

いまから百年の昔、日本の政界・軍部の要職は萩出身者で占められ、「長州の天下」と呼ばれていた。日本が、大国ロシアに戦いを挑み、勝利したのは、そんな時代の話。萩の海岸には海戦で敗れたロシア兵が多数漂着してきた。日露戦争と最も深く関わったまちが萩なのだ。

著者 一坂太郎(萩市特別学芸員)
仕様 A5版 64ページ
販売価格 ※在庫切れ

2005年4月既刊

【6】密航留学生「長州ファイブ」を追って

密航留学生「長州ファイブ」を追って

幕末、5人の長州藩の若者が密航してイギリスへ向かった。井上聞多(のちの馨)・遠藤謹助・山尾庸三・伊藤俊輔(のちの博文)・野村弥吉(のちの井上勝)。「長州ファイブ」と呼ばれた彼らは、新しい国づくりのヒントを求めていた。5人の足跡を追って、英国、日本各地を訪ねた。

著者 宮地ゆう(朝日新聞記者)
仕様 A5版 74ページ
販売価格 本体660円(税込)

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【5】松陰先生のことば-いまに伝わる志-

松陰先生のことば-いまに伝わる志-

「今日よりぞ幼心を打ち捨てて人と成りにし道を踏めかし」萩藩校明倫館の跡地に建つ萩市立明倫小学校では、毎朝、各教室で子供たち全員が「松陰先生のことば」を朗唱している。松陰が志を託した数々の言葉には、日本再生のヒントが隠されている。

著者 監修:萩市立明倫小学校
編集:一坂太郎
仕様 A5版 64ページ
販売価格 本体550円(税込)

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2004年10月既刊

【4】萩まちじゅう博物館

萩まちじゅう博物館

四百年にわたる歴史の成層。市民が巧みに住みこなす萩のまちは、現代に生きる都市遺産である。この遺産から次の百年のまちづくりを考える「萩まちじゅう博物館」が描き出す未来都市、そこにあなたを誘う案内書。

著者 西山徳明(九州大学教授)
仕様 A5版62ページ
販売価格 ※在庫切れ

【3】萩開府毛利輝元の決断

萩開府毛利輝元の決断

関が原合戦で敗れた毛利輝元は、芸州広島を追われ、防長二州に封じ込められ、萩に城を築いた。なぜ萩だったのか、どんな町づくりを行ったのか、なぜ、三十六万九千石なのか。四百年前の苦難と決断は、現代にも多くの指針を示してくれる。

著者 北村知紀(元毎日新聞編集委員)
仕様 A5版 68ページ
販売価格 ※在庫切れ

2004年4月既刊

【2】高杉晋作100問100答

高杉晋作100問100答

萩に生まれ、幕末の動乱を風のように駆け抜けた快男児。不屈の信念を貫き、時代の扉を押し開けた27 年と8 ヶ月の短い生涯。現代の日本に最も求められている男・高杉晋作の魅力をQ&A形式でたどる。どこから読んでも楽しい晋作伝。

著者 一坂太郎(幕末維新史研究家)
仕様 A5版 61ページ
販売価格 ※在庫切れ

【1】萩の椿

萩の椿

笠山は萩市の北方にあって、日本海に突出した小火山。笠山の北端・虎ヶ崎には約2万5千本のヤブ椿の群生林がある。笠山の椿や市内周辺の椿の生態や由来を紹介し、椿のカラー写真と椿群生林のガイドマップも収録。この本を片手に群生林を散策する格好の一冊。

著者 吉松茂(元萩市郷土博物館嘱託)
仕様 A5版 59ページ
販売価格 ※在庫切れ

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