平成29年11月24日(金)、1930年ノーベル文学賞を受賞したアメリカの小説家シンクレア・ルイスの「Young Man Axelbrod(ヤングマン アクセルブロード)」を題材にして、1年生17名と小説の主人公と同年の63歳の萩市民8名が講義を受講しました。講義内容は、At sixty-three,his work was done. He was not needed and alone:he was ready, it seemed, to die,(63歳のときに仕事が終わり、人と社会と関わりを持たず「いつ死んでもいいと思えた」)というくだりについて話し合い、学生からの質問に対して、参加者が意見を発表しました。
学生からは、「いつまでも元気で生きる道標を見つけながら長生きしてほしい」。「苦労や頑張りと経験を学んだ」。63歳の参加者からは、「若い学生達から学び直しの手掛かりを感じた」といった感想が出ました。
授業の最後に参加者の1人、野村さんの尺八伴奏で「故郷」を合唱し、授業を締めくくりました。
福原教授は、「授業の活性化、多様化という点でとても有意義な授業でした」と、感想を述べられました。
参加者の皆様、ありがとうございました。